院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

エア・サンマ


それにしてもサンマが
採れない様子である。
サンマは三宅の好物。
秋にサンマを食べない手はないのである。
サンマを食すにおいて、
そのストーリー性といったら、
他の魚はまったく及びも付かぬ。


以後、勝手にサンマの食し方を記す。
これは三宅が父に習ったもので、
良し悪しを伝えるものではない。


     ◆


サンマの身体にある
側線に沿って割(かつ)を入れ
頭と背側、お腹側に分ける。
背の肉は脂が乗ってジューシー。
醤油を絡めると、
それはそれは神様が
サンマのために与えもうしたのが
醤油ではなかったかと
思えるほどの味わいだ。



やや淡泊な尾の肉を通過して
[ハラミ]は壮大な
エンディングである。
太平洋を回遊する力強いサンマ・・・。
その力をすべて頂戴する。
そんな味わいである。
小骨には気をつけなければならない。
そんな障害があるから
なおさら燃え上がるのである。


ああ、我慢出来ないー。





・・・想像はこれが限界だ。


はやくお手ごろ価格に
ならないものか。