どうみても運動不足である。
その解消になるとは思えないが、
出来るだけちょっとした用は
自転車を利用するようにしている。
先日は1キロ先の叔母の家まで
自転車で行った。
東京で行われた法事の
写真を届けるためであった。
ほんの1キロなのだが
叔母の家は坂道を超えた場所で、
自転車で走り出してすぐに
三宅の足は音を上げた。
かつて大学生の頃に
三宅が同級生と自転車で青森を
縦走したのは
遠い昔になったのだと
思い知らされる。
叔母は急に訪れた三宅に
驚きながらも
渡した写真に喜んでくれ
外に出て見送ってくれた。
帰り道、
ろくに顔を出さない
自分の叔母に
心の中で詫びるのだった。
しかし足がキツイ。