院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

子どもの声


みやけゆう歯科医院の土曜日は
遠方の方や矯正といった
特別なパターンであることが多い。


今日の診療も終わるところだが、
診療時間の間は
ずっとどこかで
子どもが泣いていた。
いつも通りの
みやけゆう歯科医院である。


15年前のこと。
北海道に帰ってきてから
開業前に歯科医院に
勤務しようと札幌圏の
歯科医院をいくつも面接して歩いたが、
『小児歯科医』にお呼びはなかった。
「泣く子どもを治療出来ます」とは
なんの関心も持たれなかったのである。
恐らく今でも変わっておるまい。


今にしてみれば
歯科医院の探し方が
悪かったのだと思うが、
職のない歯医者は
なんていうか虚しい
気持ちがしたものだ。



そんな日々があって
今のみやけゆう歯科医院がある。
泣く子どもの声を聞くと、
正直言って「ありがたい」と
常々思う。



泣いても良い。
笑っても良い。
子どもの声はありがたい。