院長の「なんていうか」日誌

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「つらら」の歴史


雪国なので「つらら」が出来る。


三宅が小さい頃は
沢山の家の軒先に
大きなつららがぶら下がっていた。
三宅の生家にも
それはそれは大きなつららが毎年出来る。


両親は兄や三宅が落ちてきたつららで
ケガをしないかと
それはそれは心配していたものだが、
兄も三宅もそのつららが
まるごと(折れずに)
自分のものにならないかとばかり
気にしていたのである。


やがて北海道の住宅は
「高気密」と言うか「高断熱」になり
熱の漏れなくなった家には
あまり大きな「つらら」が出来なくなった。



危険はないのだが、
自然の織り成す芸術が
手の届かない場所ばかりになったのは
少々残念なところだ。