院長の「なんていうか」日誌

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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年・アメリカ)※ネタバレあり注意


群雄割拠の夏のロードショーだが、
今公開されている「怪盗グルーのミニオン大脱走」は
このところ興行成績ランキング1位を走っている。
1位だからではないが観に行ってきた。


前作のスピンオフ「ミニオンズ」を含めて
4作目になるにも関わらず
安定した人気といえよう。


      ◆


特別なガジェットを駆使して犯罪を繰り返す
悪党[バルタザール]を捕まえ損ねて、
半悪党同盟を追われるグルーと新婦ルーシー。
2人は途方に暮れる。


ミニオン達はグルーに悪党に戻れというものの、
子ども達の手前それも出来ない。
愛想を尽かしたほとんどのミニオン達は
グルーの元を去ってしまう・・・。


そんなときグルーの元を訪れた初老の紳士が
驚くべき事実を述べるのだった。


「あなたには双子のご兄弟が・・・」


      ◆


邦題には「ミニオン」とあるが、
意外と出番は少ない。
ミニオン目当てで行くとちょっと物足りない。
前のスピンオフはミニオンが主役だったので
止むを得ないか。


もともとドリームワークスは
ディズニーをディスるところであるが
今回も冒頭からやってくる。
よっぽど敵対視しているのか?
しかし明らかにピクサー
とある作品を意識したシーンが
後半に連発していて『I♡Love ディズニー』
ナンジャナイカとも思える。


ミニオンが雨に打たれるシーンの質感が
個人的にはたまらなかった。
触ってみたい。
また最後に登場する巨大ロボットが、
これまた素晴らしい質感&活躍!
バカバカしいのにリアルなのである。
このオモチャほしい!


ロボットは日本の十八番のはずなのに、
ちょっとリードされちゃっている感じだ。
ガンバレ日本!


映画はエンターテイメントに徹して
誰でも楽しめる作品になっている。
理屈なく楽しめるのでファミリーでも、
リア充でもおすすめだ。


さらに4作目はあるだろうか。