ひょんなことから
『ガラスペン』を使うチャンスがあった。
ガラスペンは1900年初頭に考案された
『つけペン』の一種である。
ペン先からボディまでガラスであり、
とてもオシャレだ。
ペン先に切り込まれた溝にインクをつけ、
毛細管現象で字が書けるのである。
金属製のペン先と違って
どの方向でも書けるので、
思いの外自由度が高いペンだ。
字を書いてみると、
書き心地が優しく快感である。
驚くのは1回インクをつけると
しばらく書いてもインクがなくならないことだ。
手軽に書くならボールペンで不自由ないのだが、
ときどきインクを付けながら手紙を書くとすると
なんとも優雅な感じである。
なんたって字が上手そうに見える。
いいんじゃん、いいじゃん!