布団が

今朝は寒くて目が覚めた。

寒がりのくせに

布団を跳ねのける自分が謎である。

そういえば昔から

布団に潜るのは好きではなかった。

小さい頃は布団が冷えていて

寝入りがとても寒かったのだ。

昭和の実家は

いまから考えられないほど室内が寒くて、

布団の中で震えていたものだ。

小学生高学年のうちに

父が実家を建て直してから、

冬の寝床は寒くなくなった。

ところが寒くなくなったと思ったら、

冬の間の夜が暑くて眠れなくなった。

暖房が高性能になったのだろう。

文明が進んでありがたい話なのだが、

三宅は布団を跳ねのける様になった。

なんとなくフトドキだな。