先日に中堅スタッフのウェディング・パーティがあり、
他のスタッフとともにお祝いに駆けつけた。
駆けつけるも何も、
この場合三宅は主賓である。
主賓といえば『祝辞』を述べなければならず、
当然かねてからお願いされていた。
祝辞をのべることになったのは、
これで4回目。
多いか少ないかわからぬ。
歯科医院の長をしているのだから、
当然この役目がやってくる。
原稿の修正は直前まで行われ、
練習もギリギリまで行った。
用紙に書いたものと声を出すのでは
全く違って聞こえる上に、
原稿通りだとトチるのである。
会場で会ったスタッフから、
「暗記してきましたか」とハッパをかけられるが、
以前、真っ白になってシドロモドロになったので
原稿を見ながら話すことに決めていたのだ。
新郎新婦の入場から着席が終わると、
すぐに主賓の出番であった。
三宅は新婦側なので2番目。
なぜか最初の祝辞が早く終わったように感じる。
こういう時に三宅は早口になるので、
そこだけは注意しようと思った。
思ったが早口だったかも知れぬ。
祝辞は原稿を見ながらだったので、
比較的落ち着いて出来たと思う。
果たして新婦とスタッフからは好評を頂いた。
しかし緊張したものだ。
自分の講義では90分も延々と話すのに、
たった3分なのに講義より長く感じたのだ。
慶事なのだから当然か。