院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

胡蝶蘭

胡蝶蘭は美しい。

その姿は蝶の擬態なのかもしれぬが、

深い植物の知恵と悠久の年月を感じずには

いられないのである。

 

三宅がこの花を自分のものにしたのは、

かれこれ25年前だ。

胡蝶蘭自身だけではなく、

人の手が相当入ったものであろうことは

想像に難くなくありがたいものだ。

 

しかし花が落ちてから

再びその鉢から花が咲くことはなかった。

もしくは『花を咲かすだけの環境を与えられなかった』である。

 

植物はいつも我々人間に

諸行無常を短時間のうちに

垣間見せてくれる。

 

多くを語らない。