院長の「なんていうか」日誌

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ウスバカゲロウ



夏になると
みやけゆう歯科医院の窓に
薄緑のきれいな羽根を持つ
虫がよく止まっている。



この虫の名は
「ウスバカゲロウ」



なんとも可憐な名前で、
やはり特徴ある羽根が
その名前の由来であろう。
飛んでもひらひらと
舞うばかりで、
何処に行きたいのか
分からない虫である。



可憐な名前なのに、
この虫の幼虫の名は
「アリジゴク」という、
なんていうか正反対の
幼名を持つ。



「アリ地獄」とは
これまた風流と言うか
センスあると言うか
洒落た名付けである。
アリジゴクは
柔らかい土に漏斗状の穴を掘り、
通りかかって穴に落ちた
アリやダンゴムシを捕らえて、
虫の身体に溶解液を流して
内蔵を溶かしてから
吸い出して食べる。
ちょっと怖い虫である。



しかし、
みやけゆう歯科医院の周りに
アリジゴクを見つけた事はない。
何処にあるのだろう。