2010-08-21 夕陽の中で 今日は土曜日。 午後から診療がなかったので、 夕陽を見る事が出来た。 このところの北見の夕陽は 長く輝く事がなく、 ほんのひと時のきらめきである。 雲があってなお空は高く、 紅(くれない)の夕陽が すべてをその色に染めて 物事の終わりを予見しながら、 暖かく慰めているように見えた。 フラクタルに映し出された雲は 幾重にも重なり 三宅に何か語りかける。 三宅の頭の中では もの寂しいトランペットの音が いつまでも流れるのだった。 さあ帰ろう。