院長の「なんていうか」日誌

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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年 アメリカ)


1985年、カリフォルニア、ヒルバレーに住む
マーティはロック好きな高校生である。
家族に不満がない訳ではないが、
クールな彼女もいてハイスクールライフを
満喫している。


ある晩、
友人であり科学者のブラウン博士の頼みで
ある実験のビデオ撮影を頼まれたが、
その実験とは『タイムマシン』の実験であり、
ある手違いからマーティは
1人で1955年のヒルバレーに
タイムスリップしてしまうのであった。




30年前の世界で会ったのは
なんと自分の両親達だったのである。
だらしない父親と、
自分に言い寄ってくる母親に
翻弄されるマーティ。
彼はは「未来に戻る」為に
奔走するのだが・・・。



25年前の公開当時、
「すごい映画が来た」と
かなり話題だったのだが、
「話題作は観ない」という
三宅の「へそ曲がり」な性格から
映画館で観なかったのである。
しかし、
2年後、ビデオが発売になって
この考えが間違いだったことに
気がついた。




マーティはどんどん
予期出来ない事態に流されて行くが、
タイムスリップの妙味を
うまく脚本に生かして
爽快に話が進む。


伏線の張り方がすごく上手くて、
映画が始まって1分したかどうかで
最初の伏線が登場する。
これら伏線を丁寧に回収して
どんでん返しオンパレードのラストに
見事に繋がるのであった。
三宅は時計台のシーンで
どうしても泣けてしまうのだが、
自分でも不思議である。




あまりに気に入ると
何度でも観るのが三宅の性格で、
すでに30回は観て
英語の脚本も買ってしまった。
これを読むと、
字幕で和訳されたものより
スラング(俗語)が多くて乱暴な
内容に思われて印象が違う。



何度も脚本が練り直されているので
実は考証などいくつかミスがある。
しかし、
そんなことはどうでも良い
勢いがこの作品にはある。



ハリウッドにしても
日本の映画界にしても
こういう作品をもっと
作ってもらえないものだろうか。


ブルーレイ・・・欲しい