すったもんだした揚げ句、
三宅のメインに使用しているMacは、
ソフトウエア上で完全に壊れて
修復できないことが
1日以上の時間をかけてわかった。
選択肢は「ハードディスクの消去」であり、
聞いたことはあっても
三宅自身「ハードディスクの消去」は初めてで、
それは「すべてを失う」という意味であり
ビビるばかりであった。
しかし仕方ない。
Macには「タイムマシン」という
こういうときのための
バックアップソフトがあり、
ハードディスクの消去の後に
約8時間をかけて
三宅のMacは再生された。
しかし、
バックアップをとったのは先月であり、
その間に起きたことを
Macはすべて忘れてしまっていた。
丁度、ディスクトップの整理を
今月初めに行って
不要のファイルやアプリケーションを
たんまりと捨てたばかりだったのである。
それがすべて元に戻っていて
雑然とするディスクトップ・・・。
理屈ではわかっていても、
感覚的に飲み込めない三宅であった。
タイムスリップしたかの様だ。