先日の研修会では
以前、歯科衛生士学校の校長をされていた
小児歯科の教授がいらっしゃって、
「歯科衛生士学校で何を教えているのかね?」
と訊かれて正直ビビった。
歯医者の学生に小児歯科学を教える大学教授に、
「小児歯科です」などと三宅ごときが言うのは
怖い話である。
でもウソは言えない。
「小児歯科です・・・」
「おー、どんどんやったらイイ。いろんな学生がいるだろう」
そう言って、
人を教えるのは簡単な事ではないと
教授は三宅を励ましてくれた。
安堵した三宅は調子に乗って
密かな心配を打ち明ける。
「国家試験で『小児歯科』の点数が悪くないか心配です」
教授はさらに優しくこう言った。
「そりゃ気になるよなぁ」