気がつけばお盆の日だった。
診療はお休みを頂き、
実家の仏前にお参りし、
夏休み最後の休日を家族と過ごす。
全くの思いつきで
家族全員を三宅家の通称『夕焼け公園』に連れて行き、
子ども達それぞれの部活動の道具で
しばらく遊んでいた。
娘と息子は互いの得意競技で勝負をしたり、
噴水に足を入れジャバジャバしたり
子どものようである。
いや子どもか。
最後は家人と三宅も加わって
「３角ベース」になった。
実に三宅は３０年ぶりである。
すべてが珍プレーであったが、
家人の投げた球に２回空振りした自分が
少々許せなかった上に、
最後の球はデッドボールであり
積年の何かがあるのではないかと
違った意味でヒヤリとした。
家族で公園に来るのもオツなものだ。
家とは違うそれぞれの明るい関わりが新鮮だ。
