先日実家にまだ残る自分の部屋で、
いくつかの探し物をした。
しかしもう四半世紀まえに
自分の部屋ではなくなっていたので、
あらためて『自分の部屋だった場所』をみて
呆然とした。
もう面影しかないのである。
物探しは混迷を極めた。
自分の歴史がそこにはあり、
忘れていたというか、
思い出す必要がなく、かつ、
明確に自分を構成するオモチャからテキストが
そこには溢れており、
自分の一部を側面から見る様な
不思議な体験であった。
探し物はなんですか。
見つけにくい物でした。
もう目的がわからなくなって、
昔の親戚の写真や
見つけてはいけない写真も見つけて
いくつか自分の携帯にデジタル記録を行った。
これからサルベージしないとならないなぁ。