院長の「なんていうか」日誌

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母親学級のころ

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 明日は三宅が歯科衛生士学校で

担当す科目の講義がある日だ。

 

かれこれ明日で一つの科目で

予定の半分を終えるだろう。

結構なペースで進んでいる。

 

三宅が歯医者になって

大学病院で『母親学級』を担当する様になった。

それで練習をするわけだが、

あまりの出来の悪さに監督してくれた

3年上の先輩からダメ出しをくらって

相当凹んだことがある。

 

結局本番は先輩方の指導があって

なんとかこなすことが出来た。

もともと人前で話すのは苦手だと思っていたが、

母親学級は当時の三宅にとって

気の重いものであった。

 

そういう三宅が

学生とはいえ講義を行うのである。

いくらでも喋る。

そんな自分になるとは夢にも思わなかった。

 

タイムマシンであの母親学級の時に戻り、

若き三宅を押しのけて

もう一度やり直したい。

 

時間延長でお願いします。