1978年のまんが虫（細野不二彦 著 2022年）

『ギャラリーフェイク』等で知られる

漫画家の細野不二彦 先生の

ほとんど自伝書なエッセイ漫画。

これを読んだ。

というかこの手の漫画は

おおよそ読んでいる。

やはりリアルな体験談であり、

しかもよく知った作家さんなら

ゾクゾクするほど面白いからである。

主人公は細野先生なワケだが、

他の登場人物は誰もが現代でも

名の知られた漫画家たちなのだが、

もはや神々領域まで達している方々なのだ。

個性の塊のような面々が、

現代日本の文化面の一翼を担っているのが

窺い知れて面白い。

やっぱり細野先生も

アニメの神々のひとりになっていくことでしょう。