たい焼きと言えば1975年に起きた
『たい焼きブーム』が
三宅が強くイメージするものである。
1975年には『およげたいやきくん!』という
児童向け歌謡が大ヒットし、
そこらじゅうでたい焼きが売られる様になった。
この歌はたい焼き屋から逃げ出したたい焼きが、
海に逃げた挙句に釣られてしまい、
最後には食べられるというもの。
海を泳いだ後のたい焼きを食べるとは、
どんな味なんだ?と小さいながらに思った。
当然のように三宅はたい焼きを食べ歩いた。
いまは回転寿司屋になってしまっているが、
国道沿いにあったたい焼き屋が一番
美味しかったと思う。
つい最近そう思い出していたら、
突然たい焼きを頂いたのである。
このサイズでたい焼きを食べるなんて
10年ぶりだろうか。
食べてみるとたい焼きの皮が
すこし塩味がして大変美味しかった。
・・・海を泳いできたの?