院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

百分は一見に如かず


網走にある[網走流氷硝子館]は
蛍光灯などの再生ガラスを使った
ハンドメイドなガラス製品を作る
店舗付き工房である。


http://d.hatena.ne.jp/miyake-yuu/20100906/1283729744
流氷硝子館



前回は自分の子どもに
体験させたが、
今回は自分でマイグラスを作るべく
網走にやってきた。



『ガラスを吹く』ということが
どんな感じなのかが
三宅の最大の興味であった。
ガイドをしてくれた方によると


「ロウソクを消すより強く、
 風船を膨らませるより弱く。」


と聞いて意気込んで吹いたのだが、
なにより溶けたガラスの熱さは
1000度を超えており並ならぬ迫力であり、
意気込みもしぼんで弱々しくしか吹けない。


「もうすこし強く〜」


なんていうか[へなちょこ]である。




グラスの「底」を作る作業だが
これが熱い。
火傷を防ぐ腕のカバーと
軍手の合間からジリジリと
熱が伝わってこれまた怖い。
そうして「底」を木のへらで
作っていくが思ったより硬いのである。
力加減はプロのガイドさんがすべて
やってくれるのだが、
押し付けると壊れてしまいそうでヒヤヒヤした。




こうしてグラスは形になっていく。
完全に自分の力で作った訳ではないが、
見ると行うとは大違い。
なるほど前回子どもたちが作った
グラスを大事にしているという気持ちが
分かろうと言うものである。




今回作ったのは『ロックグラス』
作品は冷えるまで時間がかかるので
数日後に宅配便で送られてくる。


さてこのグラスで飲むと
どんな味がするのであろう。



http://www.ryuhyo-glass.com/
網走流氷硝子館ホームページ