院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

ピーコ


(写真はイメージ)


『ピーコ』とは
三宅が小さい頃に実家で
飼われていたネコの名前である。
いつごろからピーコが
家に来たのか記憶はないが、
どうやら兄が拾ってきたらしい。


昔、北見にはたくさんの野良ネコがいた。
従兄弟のレーコちゃんは
野良ネコに餌付けをし、
兄は片っ端からネコを
拾って来たのだと聞く。
三宅も顔見知りの
野良ネコがいた程だ。


ピーコはネコらしく
マイペースな存在であった。
ピーコの記憶と言えば、
三宅が飼っていたキリギリスを
食べてしまったり、
おしっこで観葉植物を枯らしたと
今だに母が言う不名誉なものが多い。


何度でもネコを拾ってくる兄に
父がしびれを切らし、
犬を飼う事にした。
その犬が来て1日経った後、
ピーコは何かを悟ったか
自ら家を出ていった。
兄と数日探したが、
ついに見つかる事は
なかったのである。



最近実家を探したのだが
ピーコの写真までも
見つからなかった。



それにしても最も謎なのは
同じ時期に飼っていた
カナリアの名前も
『ピーコ』だったという、
両親のネーミングセンスである。