「たくさんのふしぎ」という
小学生向けの雑誌がある。
今月の特集は「月へ行きたい」だったので
内容も確かめず購入。
果たして三宅の好奇心を満たすのに
十分な本であった。
小学生レベルと言うことか。
「月は思ったよりずーっと遠い。
小学生が3億人つながって
ようやくたどりつく。」
とか、
「月まではしごで60年くらい」
などと面白可笑しく
解説されている。
アメリカのロケットの図解や
現在考えられる月までの旅行方法など
ワクワクさせる内容であった。
作者のあとがきが印象的である。
「ぼくたち大人はすてきな未来の話を
あまりしなくなってしまいました。」