院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

プールにて


「人間は『水かき』がある」


むかし父から聞かされて
感心したことがある。
この商品はさらに大きな
「水かき」を付けちゃおうというものだが、
よりよく泳げるように
なるのだろうか。



自虐的ながら告白すれば
三宅は「カナヅチ」である。
小学生の頃は水泳教室に通っていた。
当時25メートルは泳げた。


しかし高校2年生の時、
アメリカにいた親戚を尋ねた際に
連れて行ってもらったプールには
三宅の足はつかなかった。
アメリカ人でも足のつかない
深いプールに行ったのだった。


話は簡単で、
何かの拍子に三宅は溺れて、
深いプールの底と
水面を何度も行き来した。
異変に気付いた従姉が
三宅を助けに来てくれたのだが、
三宅は従姉の肩を
しっかりと抱きかかえて
2人で沈んでいった。
「溺れるものは藁をも掴む」とは
体験的に言って本当である。



結局、アメリカ人の中学生か
高校生に2人は助けられた。
なんとも恥ずかしい思い出である。



それでプールが怖くなったかというと、
今でも家族を連れてプールに
行ったりするので
恥ずかしくてもトラウマではないのだった。



この水かきを手に入れて
もう一度アメリカに行こうか。