院長の「なんていうか」日誌

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アメリカ旅行


三宅が高校2年の時に
親戚を頼りに兄と2人で
アメリカへ旅行に行った。


親戚がいるにも関わらず、
もしかしたら両親と
今生の別れになるかと思い込んだ三宅は
父にせがんでたらふく寿司を
食べさせてもらった。
「最後の晩餐」のつもりだったのだが
今考えるとずいぶん幼稚な
高校生だったものである。
親戚に会わす顔がない。



はじめての成田空港。
搭乗前の厳重なチェックにビビり、
外国人がいっぱいいて小さくなっていた。
飛行機の座席は通路を挟んで
兄と別れてしまい
またビビる。


飛行機の中では一睡も出来なかった。
機内では当時大ヒットした
映画「トッツィー」の上映があり、
緊張もあって映画よりも
前席に座った金髪の女性が
ゲラゲラ笑うのばかり見ていた覚えがある。


アメリカに着いて
入国管理の人に「サイトシーン」と
恐る恐る言い、
更に何か検査かと思い
次のドアをくぐったら
従兄弟とその子ども達が目の前で
手を振っていてビックリした。
少なくとも当時は日本出国より
アメリカ入国の方が
簡単な手続だったと思う。
1ドル360円の時の話である。



サンフランシスコには
伯母と従兄弟が住んでいた。
それはそれは爽やかな土地であり
忘れ難い思い出となった。



連れていってもらった
ゴールデンゲートブリッジを
もう一度目の当たりにしたいと思う。



我が家族と共に。