院長の「なんていうか」日誌

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トイストーリー4 (2019年アメリカ)※ネタバレあり

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スタッフの若手3人が三宅に言う。

トイストーリー4見ましたか」

 

院長より先に観るなと言っておいたのに

公開早々に3人で観に行ったのだという。

これはけしからん。

 

冗談は置いといて、

スタッフに負けないように

三宅も観に行ったのである。

 

                            ◆

 

ウッディたちオモチャの持ち主ボニーは

ついに幼稚園へ行くことになったが、

等の本人は涙ぐみ全く乗り気でない。

入園体験日にウッディが幼稚園に潜り込み、

ボニーをフォローする。

偶然にもボニーが作った『フォーキー』を連れ帰ったが、

その彼は自分を『ゴミ』と呼んでウッディを困らせるが・・・。

 

 

                             ◆

 

前作からもう9年が経った。

今回の目玉は何と言っても3に登場しなかった

「ボーピープ」の再登場である。

テレビCMでも彼女の活発な様子が見られるが、

「陶器人形なんだけれど?」

という三宅の疑問にもちゃんと劇中で答えている。

 

このシリーズがあるたびに思うが、

みんな少しづつ性格が変わってしまっているのではないか。

その点、同じピクサー作品のインクレディブルファミリーは

キャラクターの誰も変わってなくて安心したものだが、

トイストーリー4はそう同じくはいかなかった。

 

この映画のテーマは「自我」だろう。

自我とは何なのか、オモチャだけではなく

我々にも問いかけているのだ。

 

映画のキャッチフレーズは「この結末は誰も想像できない」なのだが、

バズの最後にウッディに言う言葉は

さすがに想像出来なかった。

バズ、2の時と言ってること違うじゃん。

 

前作に習ってホラーテイストを踏襲しているが、

トイストーリーを観るアメリカの人たちは

こういう味付けが好きなのか。

本国アメリカでは現在も公開中だが、

レビューサイトを見るとかなりの高評価である。

 

ところが日本でのヤフーでのレビューを見る限り今のところやや低調。

国民性の違いというところなのだろうか。

個人的に公開終了まで注目しているつもりだ。

 

自然光とか夜明けの空気感は素晴らしい表現を見せてくれる。

ピクサーの技術進歩は凄い。

しかし今回ウッディのオモチャを買ったものとしては

ちょっと受け入れがたい変更?がある。

 

この映画がシリーズ最終作というのなら良いのかもしれないけれど、

もしオモチャを売るつもりなら表現的に工夫できたはず。

それをしていないのがピクサーの意思なのだろう。

ラセター、何とか言って。

 

 

トイストーリー4は

前向きな作品だ。

画像は素晴らしく、

胸を打つことに違いはない。

観るかどうか?と思っている人は

ぜひ観て欲しい。

 

 

そして「心の声」を聞こう。