院長の「なんていうか」日誌

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化粧品フロア

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三宅が宿泊した大阪の梅田は駅前が巨大な交差点であり、

連続した道路はなく広大な歩道橋が張り巡らせられているのだった。

建物の2階部分で3つのデパートといくつかの鉄道が

その歩道橋に繋がっているのである。

 

三宅はすっかり田舎者になり、

口を開けたまま「は〜」と感心しきりで

見回しながら歩いているのだった。

 

 

阪急デパートに入ると、

その2階は化粧品フロアであり、

フロアいっぱいにキレイな女性たちと

美容部員さんがたが溢れんばかりに

うごめいているのである。

 

最初は今時のインバウンドで

海外の方ばかりかと思っていたが、

よく観察すればその多くは日本人のようであった。

 

客も美容部員もあちらこちらでしゃべり倒しており、

まっすぐ歩くことはままならない状態であった。

美容部員と話すのも整理券を必要にしているところも見られた。

上の写真は空いている場所である。

 

言葉では言い表せない熱気と圧力に

三宅は全くもって圧倒され、

『世の中は女性を中心に回っている』とか、

『日本の変化は西日本から』などと

いつかどこかで聞いたフレーズが

頭の中で高速回転するのでった。

 

 

すごいもの見た。