本当にたまたまなのだが、
大阪の心斎橋で『トムとジェリー展』が行われていたので観に行った。
大阪に来たのは研修会であって、
この展示会が目的ではない。
念の為。
もしかするとトムとジェリーを知らない
若い世代はいるのかもしれないが、
三宅が小学生の頃には夕方のテレビで
年中放送されていたのである。
三宅はこの作品が大好き。
再放送であるにも関わらず欠かさず観ていた。
いまだに三宅の携帯にはトムとジェリーの
サウンドトラックが入ってるほど。
マニアというほどではないが、
そこそこファンなのである。
重ねていうが、
たまたま研修会のある大阪で
トムとジェリー展の開催を知って
三宅は快哉の声をあげた。
展示会に入場した際には
緊張で手に汗握った。
まさか80年も前の作品の原画を
自分の目で見ることができるとは
夢にも思わなかった。
たくさんの原画があったというわけではないが、
精密な設計された原画や背景画に
ため息と独り言が出るばかりで、
ハタから見たらオタクなオッサンであっただろう。
なんとも僥倖であった。
例によって展示会の外にはグッズが販売されており、
過日に行った『高畑勲展』よりもさらに
大人買いをしてしまった。
展示会は怖い。