「大ピンチを しれば いつ 大ピンチに なっても こわくない」
そういう切り口で数々の大ピンチを
図解付きで収録しているのがこの絵本、
『大ピンチずかん』だ。
牛乳がこぼれたところから始まるが、
可笑しいのが「大ピンチレベル」と称した
ピンチ度合いが表示されていることである。
「牛乳がこぼれた」は
大ピンチレベル『29』である。
ここからピンチのレベルが上がっていくのだが、
どれも[誰もが経験したことのある]大ピンチばかり。
この視点がすばらしく、
絵本と言っても大人も感心して
話題になること請け合いの内容だ。
個人的に可笑しかったのは、
「ゲームの時間に歯医者の予約が入っている」
大ピンチなのかっ!