小さい頃はお守りが好きだった。
好き過ぎて自分で作っていた。
そして出張に出向く父親に持たせたものだ。
しかし今考えると、
法力も何もない三宅が作ったお守りなど、
意味がないものに思えてくる。
日本のお守りは鎌倉時代からあったそうだ。
もともと宗教的な意味合いから始まった様だが、
おそらくそれ以前にも魔除けや祈祷などに用いられていた
装備品などはお守りなのだろう。
そう考えると、
神社で分けてもらうお守りから、
宝石、ミサンガ、千羽鶴。
はたまた『言い伝え』なども
お守りと言えるのではないか。
なあんだ三宅が幼少の頃に作ったお守りも、
十分に意味のあるものと思っていいのではないか。
であれば、
『みやけゆうが歯のお守りを作る』
・・・いいなぁ、コレ。