院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

8センチ

昨日の北見は気温が20度を超えて、

いきなり夏日となった。

そうして今日正午の気温がマイナス0.2度。

 

オマケに昼前から

吹雪とも思えるほどに

雪が降ってきた。

なんてこと!

 

今日北見の積雪は8センチにもなり、

診療後に三宅は除雪をしなければならなかった。

昨日に少しでもクーラーを入れようと

思っていた自分が滑稽であった。

 

なんだか叫びたい。

 

「そんなぁぁぁ」

 

 

 

 

赤毛のアン#2「マリラ・カスバート驚く」(1979年1月14日放送)

「マシュウ・カスバート、それ誰なの?男の子はどこ?」

みっともない服を着て、目をキラキラと輝かせた

赤い髪を長いおさげにした女の子に目を止めると、

びっくりしたマリラは叫んだ。

 

「男の子はいなかったよ・・・」

情けなさそうにマシュウは言った。

「そんなはずはないですよ!」

マリラが怒気を込めてマシュウを責める。

 

このやりとりの間に赤い髪の女の子は、

すっかり顔から血の気が引いていた。

 

「あたしがいらないのね!」

 

アンの叫び声に驚く2人。

マシュウも妹のマリラもストーブ越しに

しかめっ面して顔を見合わせるだけで言葉もない。

アンは机に両腕を投げ出し、

その中に顔を埋めておいおい泣き出した。

 

       ◆

 

いきなり第2話にして修羅場である。

当時三宅がどう思って観ていたかは憶えてないが、

アンの目線で見ていたはずなので、

とても苦しい展開に困っていただろう。

 

孤児院から意気揚々と連れてこられて、

『実は違いました』では叫ぶしかない。

今の三宅では大人目線でしか見ることができず、

アンに泣かれて自分も涙目。

 

困ったマリラが赤毛の子の名前をぎこちなく聞くと、

女の子は熱心にこう言った。

 

「あたしのことコーデリアと呼んでくださらない?」

 

可笑しい。修羅場なのに

お姫様のような名前で呼べという女の子。

色々と驚かされるマリラであったが、

それはまだ序の口なのであった。

 

 

まだ涙目。

 

 

 

 

 

スズメの気持ち

1月から2月と

みやけゆう歯科医院の中庭に

ほとんどスズメがこなかった。

時々こういう現象があるが

はっきりとした理由がわからない。

 

しかし暖かくなった

ここ1〜2週間でまた

スズメの姿を見るようになった。

オマケに三宅に近寄ってくるスズメまでいる。

 

1〜2月に来なかったと言っても、

少し離れたところで

明らかに三宅を呼び止めた

「顔見知りの」スズメがいたので、

遠くに行っていたわけでは

なさそうである。

 

あまり知られていないが、

ここ近年では全国的に

スズメは減少しているのだそうだ。

原因は諸説ある。

 

自然の摂理か、

人間のやりすぎかはわからないが、

これ以上減らないで欲しいなぁ。

 

 

 

 

 

 

新学期まじか

今日も無事に診療を終え安堵。

春休みの診療はどこか

新しい気持ちである。

 

いや単に新学期が始まるからであろう。

どの子どもに聞いても新学期、入学へと

どこか嬉しそうである。

 

なんだか嬉しくしていると、

歯科衛生士の専門学校の先生からメールが届く。

 

「今年度の講義もよろしくお願い致します」

 

あっ、そうだった。

三宅も新学期じゃん。

 

 

よかったですネ

いまだに悩むものであるが、

医療の道は奥深い。

ある手法がうまく出来なかった時に、

教えを被った師匠がいる。

 

ご厚意で師匠の診察室を訪ねた時に、

師匠は三宅に嫌な顔もせず

丁寧に説明して頂いたのだ。

 

それまでずいぶんと悩んだ手法を、

ケロッと師匠がやってのけたのには

唖然としたものだ。

 

師匠の診察室から帰る際に、

「大変勉強になりました。少し分かった様に思います。」

と三宅がお礼を言ったら

師匠はニコニコして、

「よかったですネ」

と三宅を励ましてくれた。

なんて優しいんだろう。

 

さらに師匠は付け加えてこう言った。

 

「三宅先生が私に追いつくまで、300年かかるね」

 

 

このひと好きだなぁ・・・。

 

 

 

 

 

ミーティング

明日はスタッフとミーティングを予定している。

例によってミーティングは

職場の外で行うことが多い。

これは経験則からこうなった。

 

簡単に言えば話が弾むのである。

職場で、特に特定の歯科衛生士とだけ話をすると、

うまくアイディアが出ないことが多い。

何かのきっかけで、

たまたま外出時にスタッフと話したところ、

うまく話がまとまったのである。

 

そんなわけで定期のスタッフミーティングは

外で行われるようになった。

 

でもどこへ行こう。

 

 

 

軍艦巻

軍艦巻とはよく言ったものだ。

握られた酢飯をぐるっと海苔で

1周巻いたものが軍艦巻だ。

 

もともと戦前に銀座にあった寿司屋が

イクラやウニなどを握り寿司の形態に

似せて工夫したのが始まりだそうだ。

 

海に浮かぶ軍艦を

寿司屋のメニューとして

ネーミングしたのが秀逸。

そうして日本全土に広がったのだった。

 

写真は極上ネギトロ軍艦。

確かに極上。