「ほっちゃれ」は北見の老舗
[大丸]のお菓子である。
北海道の河川に遡上する
「サケ」がタマゴを産んだ後、
力尽きて川に流されている様を
「ほっちゃれ」と呼ぶのだが、
このお菓子はそれをイメージした
ものである。
三宅が東京にいた頃、
友人におみやげにしたところ
その友人の父親が釣り好きで、
「なんていう名前のお菓子なのか!」と
えらく驚かれた一品である。
大丸の例に漏れずに、
甘すぎることなく
口に含むと香ばしい。
「あんこ」が上品である。
三宅の父は、
「ほっちゃれは昔はもっと太っていた。」と
このお菓子を見るたびに言っていた。
真偽の程は大丸の人に聞いてみなければ
解らないがどうなんだろう。
みやけゆう歯科医院の
中堅歯科衛生士[さとう]は
「ほっちゃれは私のアイドルです。」と
見事なキャッチフレーズを言うほど
好きなんだそうだ。
さて、頭から食べようか、
しっぽからか・・・。
悩ましい。