院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

夏の終わりに

北海道の夏休みももう
あと僅かである。


本の学校は北海道から
沖縄まで決まった日数の
休みなのだそうだ。
たしか夏休みと冬休み合わせて
50日だったと思う。
北海道は冬の気候が厳しいので、
冬休みが長い。
というより、冬休みも
夏休みもだいたい同じ日数である。
関東以西は夏長く、冬が短い。



三宅が小学生の頃夏休みは
遅く起きて、遅く寝る。
宿題や工作は休みの終わりに
する典型的な「のび太君」であった。
のび太君なので夏休みの最後の日に
こまってドラえもんならぬ、
親頼みとなるのであった。




以前、知人の小学校教諭に、



「夏休みとかの宿題って、
 親が手伝ってるって知ってる?」



と、こっそりと聞いた事がある。
知人の教諭は鼻で笑うように、



「そんなの、あたりまえよぅ。
 ああ、ここの親は上手だなって
 思いながら採点するの。」




親になって我が子が作ったように
偽装して作るのに
先生方には見透かされているのである。
そうならば、親の採点をされているようなもので、
ちょっと首のすくむ話だ。
もっとも、
三宅が娘の工作を手伝った際には
偽装はおろか、
「平行」とか「合わせ目」という点で
歯医者のクォリティが工作に
出てしまっていてバレバレだった。
歯医者の性分は工作の宿題に関して
時折厄介である。



三宅の調査に因ると、
みやけゆう歯科医院に来る多くの
子供たちは夏休みの初頭に
宿題を終わらせているようであった。
自由研究は別である。




平成の子供たちは
のび太君とは
違うのだろうか。