院長の「なんていうか」日誌

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チャーリーとチョコレート工場


雪の降る時期になると
みやけゆう歯科医院では
この「チャーリーとチョコレート工場」をよく流す。
作品の冒頭から雪が降っているので
この季節に合うのだ。
そして最後には心温まる
「甘い」雪が降る・・・。



監督のティム・バートン
シザーハンズ」や
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」
で知られる超人気監督である。
どちらかというと彼の作品は
ホラー映画の香りがするので
あまり得意ではない三宅は
敬じて遠ざけていた。



先日このブログで取り上げた
「イエスマン」の様に
不意にこの「チャーリーと・・」を
2年前に観たのだが、
奇抜な画像でありながら
丁寧に伏線をはったストーリーを
見事にまとめられていて
不覚にも最後に泣いてしまった。



ウィリー・ウォンカは
チョコレートのブランドとして
世界的に有名であったが、
その工場の内部を知る者はなく、
全くの謎であった。
工場のある街に住む
チャーリーは貧しく
心優しい男の子。
ある日ウォンカは
チョコレートに隠された
ゴールデンチケットを当てた
5人の子供達を工場へ招待すると
発表し世界中で大騒ぎに。
選ばれたチャーリーの運命はいかに。
そして、工場とウォンカの秘密とは。



ネタバレだが、
ウォンカの父親は歯医者である。
ハロウィンの夜に
幼いウォンカが集めてきた
お菓子を取り上げて、
「さあ、今年もむし歯のもとを見てみよう。」
と、いかに食べてはいけないかと
毒々しくウォンカに話すのである。
このシーンを初めて観た時、
三宅はゲラゲラと笑ってしまった。
アメリカでも歯医者というものは同質で、
不治の職業病であるのだろう。
このシーンですっかり
この作品が好きになってしまった。
その他にも歯医者の父親と
ウォンカとのやり取りで、


「フロスはしていないな。」


「一度も。」



などと歯医者ネタ満載である。
特に歯医者の父親が
口の中を覗くシーンは
とても工夫されているので
歯科関係の方は
ぜひ一度観ておいて欲しい。




もっか三宅の娘は将来
ケーキ屋になりたいのである。
歯医者の娘がケーキ屋に
というのは何やら物語が
生まれそうで
うまくすると映画化もありえるが、
三宅も娘も甘いモノが好きな
「なんていうか親子」なので
大した話にはならなそうである。




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