院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

青函連絡船


昨日、網走に出向いて
流氷砕氷船のオーロラ号に
乗りながらふと
高校の時の修学旅行を思い出した。


三宅が高校生の時の修学旅行には
青函連絡船]に乗り
夜行列車で京都まで行ったのだ。
平成のいまなら旅客機を
用いるであろうが、
25年前には修学旅行は
夜行列車が当たり前だった。


青函連絡船]を知らぬ人のために
解説させて頂くと、
北海道の函館と
青森県の青森との間にある
津軽海峡を渡る船である。
函館まで今のJRで行き、
青函連絡船に乗り換えて
内地(本州)に渡ったのである。


修学旅行最後の日、
帰りの青函連絡船
天候が悪く時化た海を
渡ることになったのだが、
船は大揺れに揺れ、
引率の先生も含め
ほとんどの生徒が
客室で船酔いを起こした。


かの三宅は船酔いに
まったく関係なく、
船室でうめく同級生を尻目に
船内を走り回っていたのである。
同級生から
「どうして三宅は平気なの?」
と訊かれたが、
根が子ども過ぎるのか
乗物にはしゃいでしまうので
あまり乗物酔しない
タイプなのである。


それから25年。
三宅の子どもたちを
オーロラ号に乗せれば、
三宅と同じように
船内をちょろちょろと
走り回っていた。



その辺り、
似なくても良かったのだが。