院長の「なんていうか」日誌

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旅に出よう〜世界にはいろんな生き方があふれてる〜

旅に出よう――世界にはいろんな生き方があふれてる (岩波ジュニア新書)

旅に出よう――世界にはいろんな生き方があふれてる (岩波ジュニア新書)


先日三宅の元に1冊の本が送られてきた。
題名は「旅に出よう」
送り主である著者、
[近藤雄生]は三宅のいとこ半、
つまり「いとこの子ども」である。



彼は2003年から新婚のまま
奥さんと共に日本を旅立った。
旅を続けた5年間を一冊の本に
まとめたのである。


旅はオーストラリアから
インドネシアなどの東南アジア、
中国に渡りユーラシア大陸
5年間かけて横断したものだ。
なんて強者夫婦なんだろう。




本を読むと
様々な国の様々な人々が
自分には想像出来ない
生活を営んでいることが
克明に書きつづられている。


たとえばオーストラリアの中に
独立した国家が存在していたり、
イルカ漁をしている国。
中国での暮らしなどは、
ちょっと想像出来ない
話のオンパレードである。



血がつながっているからか、
どの章もハラハラして
読むたびに手に汗握る。
盗難に遭ったりするくだりなど
とてもドキドキしてしまう。
中高生向きに書かれているが、
内容は興味深いものなので
興味を持たれた方は
ぜひとも一読してみて欲しい。



三宅にはこの様なハードな旅は
ちょっと出来ないと思う。
しかし、この本の締めくくりの
いとこ半の言葉に
ちょっと心惹かれるのであった。





「是非いつか、旅に出てみてください。」