院長の「なんていうか」日誌

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ロッツォ・ハグベア(レビュー2)


昨日、半ば強引に
家族とトイ・ストーリー3を観た。
冒頭の10分くらい観るつもりだったが、
観はじめると途中で止められる様な
作品ではなかった。




トイ・ストーリー3の
イメージキャラクターは
ロッツォ・ハグベアである。
抱きかかえるとイチゴの匂いがする
このぬいぐるみは
とてもカワイイ。




ロッツォは持ち主のデイジー
ひときわ愛されていたが、
ピクニックに行った際に
置き忘れられてしまう。


ロッツォは諦めずに
時間をかけて家に戻るが、
そこで見たものは
デイジーが抱きしめる
『別な』ロッツオ・ハグベアであった。




同じ身上のチャックルズは
「この時ロッツオの中で何かが壊れた」と
解説するが、ちょっと彼の
怒りの内容はウッディ達が持つ
子どもに対する寛容さとは
一線を画すもので、
脚本上で未消化なのではないかと
思わなくもない。





もう3度目を観たのに、
ロッツォが焼却炉で
ウッディ達を助けるよう
少しでも葛藤や動揺が無いか
その心の動きを探そうと試みたが、
やはり改心する事なく
残忍にもウッディ達を
見捨ててしまうのだった。


確かに勧善懲悪の方が
話はまとまりやすいのだが、
ちょっともったいない気もするのだった。




最後まで救われない
かわいそうなロッツォ。


しかし、
三宅家のロッツォは、


「いっしょに寝るからね。」


と娘に腕を引っ張られて
ウッディと供に娘と
寝るのであった。