全く三宅の思い込みで
申し訳ない話をするが、
『半月』というのは
どこか得した気分になる月である。
『これから満ちてゆくのかな』
もしくは、
『これから欠けていくのかな』
そう思うとドキドキワクワクで
得をした気分になる。
小学生のころから
そう思っていた。
「半月」は別に「弦月(げんげつ)」と言うのだそうだ。
輝く月の半分を矢の
『弓』と『弦』に例えたもので、
『弓張月(ゆみはりづき)』とも呼ぶという。
なんて日本人は風流なのだろう。
ともかく
月が半分くらいだと
三宅はハッピーである。
ちなみに満月もまた
ハッピッピーである。