先日放送していた『芸能人格付けチェック』とかいう番組で、
正しい神社のお参りが出来るか
何人かの芸能人がその作法を試されていた。
一礼をした後に境内に入って行くわけだが、
その後、身を清める方法として手水舎（てみずや）という場所で
手と『口』を清めるのである。
手はともかく『口』が関係しているのが
日本人らしいと思わせられる。
『口』は不浄なものなのであろうか。
日本人は口をゆすぎたがる。
いつ頃から始まったか不勉強で知らぬのだが、
きっと古くから行っていたのであろう。
『禊（みそぎ）』である。
１〜２歳児の母親の歯磨への質問の中に、
「うがいが出来ないので歯磨き粉を付けていいかわからない」といった内容のものが多い。
欧米の方ならそんなことは気にしないのではあるまいか。
本当はフッ素入り歯磨き粉を使ったら、
極力うがいなどはしない方が得策なのだが、
なかなか浸透しない。
もしかして日本人の矜持に関係あるのかも。
