院長の「なんていうか」日誌

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スパイダーマン:スパイダーバース(2018 アメリカ)

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スパイダーマン:スパイダーバースは

アメリカソニーピクチャーズ制作の

アニメーションだ。

 

知る人ぞ知る今年のアカデミー長編アニメーション賞でオスカーを取った作品だ。

しかし日本ではあまり話題にならず、

北見市には映画すら来なかった。

大して宣伝も行われなかったようだが…。

日本では受けないと思われたのだろうか。

 

        ◆

 

ブルックリンの高校生マイルスは突然変異したクモに噛まれる。

スパイダーマンと同じ能力に目覚め、

元祖スパイダーマンと出会うが、

マイルスの目の前で敵のゴブリンに元祖スパイダーマンは敗れてしまう。

彼は独自にスパイダーマンになる訓練を始めるがうまくいかない。

偶然にスパイダーマンの墓の前に立ったマイルスは

謎の男に声をかけられる。

その男とは・・・。

 

         ◆

 

実際に観ると実に面白く感動する。

ストーリーがしっかりしており、

スパイダーマンをさっぱり知らない人でもちゃんとフォローされていて、

未見の人でも面白い事うけあい。

 

今時の3Dアニメだが、

フレーム処理に工夫がこなされており感心した。

どことなく主人公の動きがぎこちなかったり、

スルッと動かせて見せたりと、だ。

全編かなり工夫されておりポップ。

映像として新しくレベルが高くて唸るばかりであった。

 

なによりスパイダーマン、

ひいてはアニメーションに対する

「熱量」「愛」がひしひしと感じられる。

これは傑作だ。

 

アメリカの興行収入300億ドル。

なるほどアカデミー賞を取るわけである。

 なぜ日本で受けないのか不思議。