院長の「なんていうか」日誌

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ベイブ(1995年 アメリカ)ややネタバレ注意


ひょんな事から
ホゲット農場にもらわれてきた
子ブタの『ベイブ』だったが、
農場主のアーサーは
クリスマスに丸焼きにするつもりであった。


そんなことも知らずに
呑気なベイブは
農場の牧羊犬や羊たちと仲よくなってゆく。
ある日、アーサーは
ベイブが鶏を雄鳥と雌鳥に
分けて整列させている事に気付き、
ある妙案を思いつくのだった。


ベイブの運命やいかに・・・。


       ◆


1995年当時に劇場に観に行ったが、
あまりに動物たちが
自然な演技をするので
すっかり感心した映画である。
みやけゆう歯科医院で
モニタに流せば、
子どもも大人も観入ってしまう
優れた映画だ。


動物の表現は実物だったり、
マペットやCGなど
いろいろ工夫されており、
見事アカデミー視覚効果賞を受賞している。
現代ならCGで作ってしまいそうだが、
映像に「味」があるので
CGだけでの表現は
難しいのではないか。




アーサーとベイブ


動物の動きや会話が楽しい映画で
子どもにも観せる事が出来るが、
「食べ物」か「家畜」か等と
テーマは結構シリアスでシニカルだ。



最後の農場主アーサーの言葉で
3回観て3回泣かされた。


とは言っても
泣くのは三宅だけかも知れぬので
過度な期待はなさらないで頂きたい。