2006年に専門誌で発表された論文は
三宅にとって興味深いものだった。
「ある施設で積極的な口の中のケアを行ったところ、
冬場でインフルエンザにかかった人が
前年度に比べると1/10になった」
という内容だ。
口の中の歯垢などの汚れ、
もしくは細菌そのものが
ウィルスを体内に運搬する役目をするのだろう
という研究である。
つまりは
口の中を清潔にするとウィルスの侵入を
抑えうることができるというものであった。
ハミガキなどのホームケアが大切とは
歯科関係者でなくてもわかる理屈だろう。
しかし実戦の程はというと、
まだまだこれからである。
すこしハミガキの時間を長くするのが
とりあえず有効かな。
30秒くらいプラスから。