院長の「なんていうか」日誌

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おにぎりの具

「おにぎり」が好きだ。

その響きがどこか嬉しく、

手で握られたものは

今や高級である。

 

遠足で弁当を持って行くのが好きだったが、

母の作るおにぎりの具は

『おかか』か『梅』の2択であって、

三宅はどちらも苦手であったため

具はすべて取り出して、

米粒側に残った香りだけ食べていたものだ。

なんとも親不孝な話である。

 

もっとも母は承知の上であり、

おにぎりが傷まないように

具を決めていたのだと思う。

 

それでも母のおにぎりは最高であり、

一度たりとも残したことはない。

 

具以外は。