朝から忙しく走り回った日曜日。
三宅の頭の中で、
ふと昭和のメロディがよぎる。
「♪〜口笛吹いて 空き地へ行った 知らない子がやってきて
遊ばないかと 笑って言った」
三宅が夏休みなどの長期休みの際に、
午前中に観るテレビはNHK教育テレビ(現:Eテレ)であった。
ずっと観ているとどこか物悲しいメロディと共に
この「みんななかよし」が始まるのである。
今から考えると、
道徳用の学校教材のようなドラマだ。
オープニングの音楽以外にBGMなどはなく、
すごく渋い内容で淡々と小学生が主人公のドラマが流れる。
どうして思い内容もあったように思うが、
エンディングにも主題歌が流れて
ほっとした覚えもあるくらいだ。
要は『考えさせられる』小学校高学年用の
番組であった。
この主題歌の2番は、
「♪〜口笛吹いて 空き地へ行った 知らない子はもういない
みんな仲間だ なかよしなんだ」
45年経っても考えさせられる。