院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

藤岡師匠

三宅には小児歯科の師匠が
沢山存在する。
過日この日誌に書いた
井上美津子 教授もその1人である。


三宅の小児歯科を行う際の
診療モデルになった師匠が
2人いるのだが、
そのうちの1人が
藤岡万里 先生である。


藤岡先生は東京にある
昭和大学小児歯科学教室に
在籍する歯科医師で、
三宅が歯科大を卒業する前、
見学に行った昭和大学小児歯科の
診療室へ見学に行ったのだが、
その際に、藤岡先生に出会って
すごく印象に残った。
竹を割ったようにカラッとした
歯医者だったのである。



先日の大阪の小児歯科学会でも、


「三宅ー!お前、携帯ないからって、私に探せって言うのかー!」


と混雑する会場の中、
べらんめい調で第1声を発していた。
江戸っ子なのである。
道産子のあかぬけない三宅としては、
ちょっと驚くが面白い。



藤岡先生の診療における手腕は
三宅の目標でもある。
東京都立川市にある
ハンデのある子供の入所施設にある
歯科室で1年間、
藤岡先生の診療を見学をしたのだが、
子供たちが藤岡先生に寄せる
圧倒的な信頼感に
三宅は嫉妬まで覚えたものである。


それから10数年経ち、
三宅も開業して医院を持つようになったが、
今でも年賀状以上のつき合いがあり、
時折戴くメールには、


「しっかりやりなさい。姉より。」


と温かい言葉をかけてくれるのである。
師匠というより[姉御]だろうか。


北見で偉そうにしていても、
三宅が未だ師匠に追いついたなどという
レベルには到底ないのである。


藤岡先生、
これからも「追いつけ追い越せ」で
がんばります。


携帯はご容赦を。