院長の「なんていうか」日誌

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ディズニーリゾートの効用


先日、久しぶりに三宅は
東京ディズニーリゾートへ行ってきた。
1年4ヶ月ぶりである。
久しぶりと書いたのは、
つまり1年余りを久しぶりと
感じるくらい三宅は
ディズニーリゾートに
せっせと通いたいと
思っているのである。



一応は義務として1年に1回。
叶うのなら2回というところを
個人的な目標にしている。
つまり1年4ヶ月ぶりという事は、
自分に課した義務の最低ラインを
割ってしまったという事で、
いうなれば、
歯医者で入れるはずだった
銀歯の適合が悪くて
入らない事と同じであろう。
反省しきりである。


新型インフルエンザの影響で
昨年の秋に行く計画も流れてしまった上に、
いくら[おひとりさま]が
珍しくない時代でも
1人だけでディズニーランドへ
家族に内緒で
足を向けることは
さすがの三宅も
罪悪感が強く出来ない。
家族といっしょであれば、
当然スケジュール調整も
併せて行わなければならず、
ますます難しい話なのであった。




三宅が東京ディズニーリゾートに通う目的は、
第1に経営者的視察である。
東京ディズニーリゾートを経営するのは
オリエンタルランドという
日本でも屈指の企業であるが、
そのスタッフの扱いは
何冊もの本になるくらい
優れているのである。
アルバイトですら
高いコミットメントを持って
この会社へ応募してくるのだという。


規模があまりにも違い過ぎるが、
みやけゆう歯科医院も
オリエンタルランド社の
成功にあやかりたいのだ。


三宅もディズニーランド方式の
経営書は何冊も読んだが、
一番効果的な勉強方法は
自分の身を運んで
そのサービスに己を
晒(さら)す事であると
確信している。



ディズニーランドにある歯医者



第2の目的は自己の喪失である。
東京ディズニーランド
東京ディズニーシー
1歩足を踏み入れれば、
歯科医師・三宅 有]という自己、
もしくは自己と思っていたものすべてが
どこへともなく、
ディズニーの魔法によって
あっという間に消え去る。
そうやって何万人というゲストの中の
たった1人となるのである。
この感覚こそ、
三宅がディズニーリゾートへ
通う理由である。



1年分の自分を失って、
また歯医者の仕事に戻れば
本来の自我を取り戻して
情熱と勇気を持つのである。
よほどディズニーが嫌でなければ、
ぜひあなたも試してみて欲しい。
自分の持つ役割を
ちょっと傍に置く場所である。



三宅が健康であるためには、
年に2〜3回行ければ
万全になるのだが。