女満別空港を飛び立ってすぐ、
晴れた空に北海道の雄大な大地は
毅然とした景色を見せてくれた。
写真は『屈斜路湖（くっしゃろこ）』である。
日本で６番目に大きな湖で、
この湖から釧路川が流れ出る。
アイヌ語で「川が流れ出る」と言う言葉が
「クッチャロ」と言い、
そこから「屈斜路湖」となったのだそうだ。
もともとがカルデラ湖であるので
屈斜路湖周囲は温泉の宝庫である。
宝庫どころか屈斜路湖の砂浜を掘ったら
お湯が湧くくらいなので、
冬になっても暖冬などは
湖面が結氷しない年がある。
それでも今年は
湖面全体が結氷しているようだ。
夏場の屈斜路湖は
深い緑に包まれて
それはそれは美しいものだが、
冬の屈斜路湖もまた
モノクロームな味わい深い
真摯な景色である。
ぜひ一度訪れて欲しい場所、
それが屈斜路湖だ。
春夏秋冬、いつでも見ごたえがある。
