[番外地]さんには
種類豊富なトーストの他に
デザートにも力を入れ
たくさんの種類を用意している。
中でも目を引くのは
『プリンパフェ』であった。
写真の通り「ドッカーン」と
プリンが乗っているパフェだ。
誰かが異を唱えても
『プリンパフェ』にしか見えぬ。
その昔、
[プリンアラモード]なる
プリンを主体にした
喫茶店でのデザートがあったのだが、
それを彷彿とさせる。
昭和生まれの三宅だから
この「堅焼きプリン」が嬉しい。
パフェの基本である
『高さ』と『深さ』を
兼ね備えた正統派だ。
クリームも手作りで
プリンと合わせて
これまた「昭和」感がある。
昔三宅がよく行った
『でんえん』という
北見にあった喫茶店を思い出した。
そこにはパフェもアラモードも
すべてがあった。
そして、
喫茶店好きの父の事を
静かに思い浮かべるのだった・・・。
そんな郷愁のうちに
気がつけば
家人がすべてパフェを
平らげしまっていた。
「あ"ーッ!!!」
驚く三宅を横目に
家人はさらりとこう言った。
「スプーン持ったまま
ボーッとしてたらダメよ。」