三宅のお昼はティータイムである。
そんな上品なものではない。
イギリスの風習の様に
社交の場であるアフタヌーンティーとは違って、
なんのことはない『昼ごはんが軽食とコーヒーか紅茶だけ』
というティータイムだ。
今から思い出せば、
大学生頃までは昼にもガツンと食べて、
夜もガツンと食べていた。
たとえば昼にモスバーガーを2個食べて、
夕食がラーメンライスという具合である。
しかし歯医者になって大学病院で働いているうちに、
胃腸を壊して満腹に出来なくなった。
それ以来ティータイムになった。
さらに年齢を重ねると
もっと食べられなくなった。
抜いてもいいとさえ思う様になったが、
さすがにそれでは力が出ないので
なにかしら口に入れる。
そんなティータイムである。
せめてエレガントにお茶したい。