院長の「なんていうか」日誌

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『いたみを抱えた人の話を聞く』(近藤雄生:創元社2023年)

ノンフィクションの本を読んだ。

 

『いたみを抱えた人の話を聞く』は

がんを専門とする内科医の医者が、

緩和医療に従事して患者さんとの関わりを

どんなふうにしているかを、

インタビュアの著者が聞き手となり

書き綴ったものだ。

 

詳しい内容は本を手に取っていただくとして、

この本は「医療」とは何かという

根本を説いている様だ。

病気に対する人の気持ちと言おうか・・・。

 

そうして考えると、

歯医者の思うことと

そう変わるわけでもないことがわかる。

もちろん経験が違いすぎるのだが、

人を治すということは

どういうことなのかに対して、

深くメスを入れたものだ。

 

考えさせられるなぁ・・・。