定食の癒し

学生の頃は三宅の夕食といえば

ほとんどが定食屋の定食であった。

そうして概ね魚の定食である。

定食とは献立が決まっているものだ。

いわゆる『セットメニュー』である。

ところが三宅の歳になって来ると、

いよいよ定食を頼むことが減ってくる。

定食を持つお店に行くことが

めっきり減るためであった。

なんと言っても定食は安心だ。

自分の注文が適切でなくて、

挫折感を味わうことは定食の場合は少ない。

安心して食事を摂る。

意外に贅沢かつ癒しそのものではないか。

やっぱ魚の定食が個人的にいいかな。